
台湾2日目です。
今日は、今回の台湾旅行のメイン。このために台湾へやって来たとも言えるホテル宿泊の日です。
蒋介石の元別荘跡地に建てられた、最高級ホテルです。
昨年のタイ旅行の後、
(僕)「目標をもって、来年行きたい海外を決めようよ」
そういうと、父が、
「もう、海外はええって。。。しんどいかな。でも、台湾の蒋介石の元別荘だったというホテルには、一度でいいから泊ってみたかったなあ」
「じゃあ、来年はそれを目標に、それまでを頑張って健康でいようよ」
こうして決まった台湾旅行、そして、その別荘が台中の日月潭(にちげつたん)という地域、湖のほとりにある、「ラルー」という高級ホテルだと知りました。
だめだ。。。
ネットで調べても全然部屋の予約できる枠がない。。。
直接ホテルのホームページに行っても、空き室がない状態で無理だ。。。
という事で、ここでダメなら無理でしょうと思える、JTBさんへ行ってみました。
「誠に申し訳ございません。当社では取り扱いが無いようで、提携のエクスペディアなどでしたら」
とお話を頂いたのですが、
すでにエクスペディアでも空室がないことは調べ済みだったんです。
近くのHISさんも行ってみよう(高級ホテルがJTBでもダメなんだから、無理だよな。。。と思いつつ)
「ございますよ。お客様の希望日が1日のみなので、その日でご予約できるかどうかは問い合わせてみないとわかりませんが」
と言われましたが、待つこと数日。無事、予約完了の連絡が来ました。
良かった。
最後になるかもしれない、親孝行ができそうだ。

そんな日月潭への移動の前に、ホテルでの朝食だ。

うどんやそばもありました。


お皿下の黒い物は豆腐のようなものでした。
「何なん、これ。。。」と恐る恐るとりましたが、美味しかった。
しかし、いろんな料理に「八角さんがいらっしゃる」。。


さあ、出発だ。
昨日ここに泊まり、今から台中の日月潭で1泊した後、同じこのホテルで5泊します。
という事で、大きな荷物はホテルに預かってもらいました。

台北の列車は、TRAという路線とMRTという地下鉄かな?二つの大きな路線があります。
TRAは日本でいうJRのようなもの、MRTが地下鉄みたいな感じです。
ここ南港(ナンガン)駅は、TRAだと2駅。MRTだと台北まで7駅ぐらいかかります(実は、この南港から台中行きの新幹線に乗れたのですが、よくわかっていませんでした)
そしてKLOOKで「新幹線!2名で購入したら1名無料!」というキャンペーンで、既に台北から台中までの4名分(2名は無料)を買っていたので、仕方なく台北駅へ向かいました。
台北駅で無事、新幹線のチケットを受け取ることもでき、


あっという間の1時間で台中へ到着。
日本の新幹線と同じようなつくりで乗り心地も快適でした。
さあ、ここで問題発生。
タイでも使えたUberが使えない。。。台中から日月潭まではタクシーなら1時間程度。バスだと1.5時間~2時間程度はかかります。
日月潭の高級ホテル「ザ・ラルー」には、送迎システムがありますが、 ・乗り合い自動車で1名1000台湾ドル=5000円程度。我が家だと4名で2万円程度かかる。 ・タクシーだと1万円程度では到着する。
タクシーの方が安いな。。。とのことで、駅で客引きをしている運ちゃんとの交渉となった。
なんやかんやで1時間。高速をぶっ飛ばし、到着したら1万円かかっていなかった。(ちゃんとメーター回してくれました)


入口からして、既に高級感が。。。

こんな分厚いお手拭きを使ったことがない。。。
というぐらい、バスタオルか?と思うような分厚いタオルで汗を拭き、
美味しい紅茶?甘いお茶?とアーモンドが出てきました。

チェックインは15時。
今13時なので、荷物を預けてホテル散策に出ました。
①プール無料
②スパ(サウナ付き)がある:有料3000円程度
③ジム無料
サウナありと聞いて父は大喜びでしたが、まずは、


すごい眺めのいいインフィニティプールだ。(しかし泳がない)


水が少なくて死にそうになっている魚を眺め、(大丈夫だろうか。水不足だろうか)
無料のホテル送迎車で近くの町まで送って頂き、
■日月潭古早味野菜餐庁←ここが人もいっぱいで良かったんだけど、時間的にもう無理と断られた。
■日月潭餐庁:ここになった。

昼食だ。

マーボー豆腐と、イカの炒め物、酢豚。どれもおいしかったです。


ビールは持ち込みだそうで、隣のコンビニで買いました。3品これで5000円ぐらい。ちょっと高かったかな。。。
お腹も満たされたし、
「遊覧船に乗って、見どころ観光をしよう」という事になりました。
市内を歩き、船着き場:水社碼頭へ。

300台湾ドル(1500円程度)で3か所の船着き場を巡っている遊覧船です。

最終便が17:30頃。なかなかタイトな予定ですが、せっかく日月潭にきたのなら、この湖の遊覧は欠かせないと思います。

雨だ。。

最初の船着き場:玄光碼頭につきました。
さあ、見どころのお寺を目指そう。



ここは近かった。日月潭は山間部なので天気が変わりやすく、雨が多いとのこと。
かなり降り出したな。。。

ここで父母とは別れ、
僕たち夫婦は、写真↑の真ん中右あたりに写っている塔を目指すのです。。。
悪夢再び。。
汗だくだ。。。そして、ママさんの「本当にあそこまで行くの?帰り間に合う?」の声を、聞こえているのだが、聞こえないふり。
往復1時間以上の山道だ。。

びちょびちょで到着。
すーーっとする汗拭きシートも、ハンディファンも大活躍だ。なかったら終わってた。。。

なんか青いな。。。なんでだ?ホワイトバランスの設定が間違っとるんだな。

まだまだ階段地獄が続く。

最上階だ。やっと着いた。



おお!素晴らしい。光も差し込んできた。

反対側はこんな感じ。
そして(下りが多いとはいえ)同じ道を帰るのか。。。
途中に、日月潭玄奘寺(魚池鄉)という、三蔵法師ゆかりのお寺があるのですが、時間がなくいけませんでした。
へとへとだ。。。
船着き場では、「まさか、あの上まで行って来たのか?」と船のスタッフに驚かれ、

2つ目の船着き場に降りることもできず(最終船なので、元の船着き場に戻らないとホテルに帰れない)、

後は、船に乗っているだけ。
写真↑右端にも、登って見てきたあの塔が写っています。あんな所まで行ってきたのね。自力で。。。。
(車やバスを使えば、もっと簡単に行けます)
さあ、ホテルのドライバーさんに「帰りは、ここに電話してくださったら、同じ場所まで車で迎えに来ます」と言われていたので、電話してみた。
そして、WIFIだと電話がつながらない事に気づく。E-simの時代かな。
何とかホテルまでたどり着けた。。。
父母たちは、既に戻ってきているとのこと。18時予約だった夕ご飯を19時に変更してもらうことも、無事できたようだ。
この時点で18時過ぎ。。。もうくたくただ。
部屋はこんな感じ。

おもてなしの梨(日本産)が置いてあり(結局食べませんでした。。。)


恒例のピンボケだ。。

全室スイート。
冷蔵庫の中の物は全て無料だそうです。
広いテラスからは日月潭の湖や、階下のプールも見え、本当に贅沢な部屋の作りです。

さあ夕食に行こう。
ホテル内には2軒レストランがあるのですが、中華料理のお店を予約していました。やはり中華でしょう。
19時前ホテルのロビーわきからの景色ですが、ここでも、僕たち夫婦が登って来た塔が光り輝いていました。写真↑真ん中少し右の山頂に棒のように光り輝いている白い部分です。
楽しみにしていた高級中華料理だ。


コースを1名分と、後は単品で好きな料理を頼みました。
写真下のネギのように見える物は、竹の子です。絶品でした。

この骨付きの鶏肉も最高。量が多すぎた。。。


この豆腐とエビの料理も上品だ。

そしてなんといっても、このパンにはさんで食べるトロトロの豚肉。
コースにも同じ料理が少量ついていたのですが、
ママさん曰く「単品で来たこっちのお肉と全然質が違う」そうです。本当にトロトロで、さすが本場の料理!というレベルでした。

なんか黒いデザート。少し甘い程度。でも、お汁粉みたいなものでもなく、薬膳の少し甘いスープかな。
ここで、(この時点で腹ははちきれる寸前の)僕はどうしても食べてみたかったのです。
本場のマーボー豆腐が。
「いやいや、昼も食べたやん」
皆に総突っ込みされましたが、「あんな昼間の町中華とは違う!本場のマーボー豆腐じゃい!」と無理を承知で頼んでみたのです。

普通だ。。。そして、最初の写真を撮り忘れた。無駄に、満腹を更に進めてしまった。。。


部屋へ帰る様子。
レンズが曇っている事に気づいていないど素人。



父母は部屋へ、
僕たちは、併設の図書館へ来てみました。




ジムはこじんまりした感じでした。

そして、ジムで見学していると、スタッフの方が、
「お父様、お母様がご一緒してほしいとのことでございます」と連絡に来てくれました。
僕は宿泊する際、「〇〇記念日です」「今回は、△△を楽しみにしています」などのメッセージをホテルに送るようにしています。
今回はどうも、父の「90歳の誕生日」のサプライズをしていただけたようです。さすがの気遣いですね。

最高の1日を過ごすことができました。
おやすみなさい。