
前回台湾を訪れたのは大学生の時(両親に連れられてのツアーでした)。なので30年以上前になるでしょうか。
町の様子も様変わりしました。今回は、そんな新しい台北のシンボルでもある、
101観景台を見に行きます。以前は世界一の高さだったのですが、ドバイのブルジュハリファに、その座を奪われ現在第2位です。
ニューヨークから続く高層ビル見学が楽しく、
「台湾に来たからには、絶対に行こう!」となっていましたが、その前に、
以前、両親たちが訪れたロープーウェイに乗っていく猫空駅を目指すことになりました。
ここから10分強歩き、動物園站へ。ここからゴンドラになります。
同じ乗るのなら、少し高いのですが、下が透けているゴンドラに乗ろう!という事になりました。


こんな感じで、割れないのか不安です。。。

かなり長い距離を乗り、無事、猫空ロープウェイ駅に到着。
猫がいるのかな?しかしその姿は見えず。。。

お店などで、猫推しなのはわかるのですが、猫はいない。。。昔はいたのかな?
ちなみにですが、父曰く「(昔来た猫空の)全く面影もないわ。こらあかん」とのこと。
僕たちにとっては、今風のお店もそろっていて楽しかったです。
少し距離がありますが、この寺院を目指すことになりました。



とんでもなく幸せになれそうな気がしますが、以外何もありません。結構歩くので、ここは来なくてもよかったかな。。。
いや、そんなことを言ったらバチがあたるな。来れてよかった。うん、満足。
帰りがてら、ビールが飲みたいとなりました。

僕たち夫婦と父はビール(生ビールが良かったが、ありませんでした)
氷を入れてビール飲むのね。。。

母はマンゴーのかき氷(不安はあったのですが、おしゃれできれいなお店だったので食べました。露店では食べられないなぁ)。おいしかったですが、マンゴーの質は、大阪ステーションホテル(スペシャリティラウンジ)のマンゴーには勝てない。お腹を壊すなんてこともありませんでした。
この後、駅前から栄えている方にも行ってみたのですが、それでも人も少なく閑散としている感じでした。一つ一つの場所(お店など)が離れているので、ちょっと「そこまで行ってみようか」と思えず、そうそう帰ることに。
父母はここでホテルに戻るとのこと、僕たちは、途中の大きな寺院に行くことにしました。

ロープーウェイ貓空纜車指南宮站から歩いて10分ほどです。
しまった。。。こっちに両親を連れてきてあげるべきだった。。。

ロープーウェイから見える感じでは、もっと遠くにあるように思えたのですが、こちらの方が断然近くて、見ごたえがありました。




かなり広いですし、豪華だ。
ここは道教の寺院だそうです。台湾では仏教の寺院、道教の寺院が多く、ちょっと勉強不足で、道教って???という感じでした。老子や荘子の宗教だよね。。。ぐらいは知っていても、実際には?????という感じでした。


将軍とかが祭られている。そして、衝撃の将軍と出会う。。。

お目目から手が出とる。。。
神仙と呼ばれるたくさんの神がおり、霊宝天尊、道徳天尊、そして元始天尊の三神が最高神だそうです。
そして、ここで台湾の様々な道教の寺院で見てきた、たくさんの神=神仙が一人一人祭られている意味がわかりました。
あれ?
〇年の神様がいる。干支も書かれているので、もしかしたら、僕たち夫婦の生まれた1969年の神仙もいらっしゃるのでは?と思い、探すことにしました。

いらっしゃった。

1969年酉年の大将軍だ。



すんごく広いです。
ここをドローンで撮影しているyoutuberがいました。ドローンって、ちょっと怖いんですよね。ブオーーーンという音と共に、頭上にいると、落ちてこないか?こっちに向かってこないか?など、ありえないのですが、ちょっと怖いんです。




素晴らしい。見ごたえ抜群でした。
さあ、お腹もすいてきた。
小籠包が食べたい!んです。



おいしかった。そして、後日、実は僕たちが行きたかった小籠包の名店は、同じビル内にある鼎泰豊 復興店だったことに気づく。
鼎泰豊という中華料理屋さんを見かけるといつも長蛇の列で大人気です。あれ、僕たちが行ったお店も鼎泰豊だったよね?と妻に聞くと、違うよ、何か黒い鮎っていう字みたいなお店だったよとのことで、後で見てみて、違う事に気づいたのです。いや、點水樓も充分おいしかった。


蒋介石の記念堂です。
衛兵交代式が有名でしたが、政権交代による影響で、現在は行われていませんでした。30年前の大学生の頃は、ここでの衛兵交代式を見て、感動したのを覚えています。残念だなあ。。また復活して欲しいなあ。



ちょっと疲れてきたのと、この写真の一つ上の写真、右の建物を見に行ったところ、とんでもなくおいしそうなタピオカミルクティを見つてけてしまいました。
「飲んでいこうよ」

日本にもあり、タピオカミルクティの元祖のお店として有名なんだそうです。
全く知らなかったのですが、お店の前に飾ってあったタピオカミルクティの立て看板が恐ろしくおいしそうで、「ここ入ろう」と僕が言いました。(人を引き付ける看板があるんだな)

うん。もちもちのタピオカでおいしかった。
しかし、それよりも衝撃のメニューを注文していたのです。

何これ?

冬虫夏草の入った滋養強壮スープなんです。
「これ何?」
とメニューで見つけた時は思ったのですが、冬虫夏草なんて食べてこともないし、台湾でよく見かける滋養強壮の薬膳入りスープを飲んでみたかったのです。
「頼んでみようか」
そして一口飲んで、大興奮となります。
「おいしい!」めちゃくちゃ美味しいです。55歳になっても新しい発見と驚きがある。旅は、本当に楽しいですね。
次は、

日本統治時代に建てられた総督府の建物だそうです。外から見ただけでした。


雨が降って来た。。。かなり本降りだ。


ここも、たくさんの人がお参りに来られていました。
さあ、時間的にも夕方になり、最高の時間帯だと言われている時間に101観景台へ向かえそうだ。
まずは、ここからの夕景と101の景色が最高だと言われている、
悪夢再び。。。
階段地獄が待っています。まずは、最初の絶景スポットへ。
たくさんの人が、三脚をたてて、夕景を撮っていました。僕もパシャリ。

確かにこれは美しい。
ここでもかなり頑張って上がってきました。
妻「まだ、上に上がるの?」
こんな時、僕は返事をしません。
というのも、僕がWeb上で見た写真では、岩と夕日と101。その101がもっと小さかったのです=もっと離れた位置から撮られている=行かなければならない=反対されるかもしれないので返事をしない。
デブの僕の方がはるかにしんどいのですが、
行くしかないのです。
更に、地獄の階段を上がる。。。


みんなここで写真を撮っていました。
とんでもなく奇麗だ。そして、ここでも気づいていたのです。
『この大きさよりももっと101が小さい』=もっと上に上がらないといけないんだ。。。
しかし、日が沈むため、これ以上上がっても真っ暗で何も見えなくなるだけた。
これよりも上で、素晴らしい写真が撮りたい場合は、15時ごろから登り始めないとたどり着けないかなと思います。
もうこの頃には汗びちょびちょです。。

さあ、上を目指すのは諦め、降りていこう。
薄暗くなる階段を上がって行く人がたくさんいます。
夜景もきれいだと思いますが、やはり、夕景ではないでしょうか。うん、好みの問題だな。でも、夕景を見て、ちょっと待てば夜景も見れます。その方が良いかな。早めの出発だと思います。

下に着いた時にはこんな感じ。もうすっかり夜で、途中の階段も薄暗くて怖いぐらいでした。
デブはすぐ捻挫するからな。。。気を付けないと。
さあ、世界第2位を見ておこう。

ガラス越しで、丸腰だとこれが限界です。
反射しないようなカバーを買わないと無理だけど、そこまで必要ないかな。
外に出れるそうだし。
「すみません。外にはどうやって出るんですかね」
「本日は、外に出ることはできません」
・・・・・そうなのね。残念。。。





なぜかしらねど、この日はフィギュア展示の日でした。まさかのマジンガーzやアトムを見るとは。


初めて見た映画がスターウォーズだった僕からすると、こっちの方がテンション上がりました。
C3POより、BB8より、やっぱR2D2だな。

最後に、とんでもなく端っこの、室内灯の入らない所で、渾身の写真が撮れました。
これが世界第2位の夜景。
さあ、今年8月にドバイのブルジュハリファ:世界1位のビルを制覇する予定です。お楽しみに。
はあ、疲れた。。。たくさん歩いたな。
※この日の宿泊もポイントによる無料宿泊なので「無料だ!」に入れました。